ギャラリー解説
書画
廻瀾谷口爲次、行書七絶(近代、AD1880〜1942) |
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紙本肉筆・・縦183cm、横33.3cm 「廻瀾散士」の下に、陰刻「谷口爲次」と陽刻「廻 瀾」の落款が押されている。谷口廻瀾は島根の人 で、名は爲次、号を廻瀾と称し、松江支藩広瀬藩 儒山村勉斎の次男であるが谷口家を継ぎ、島根 師範学校卒業後、県内の中学で教えて健筆を振 るい、松江・大連・東京と居を移して東京府女子 師範学校等で教え、また東京帝大の嘱託として『 詳解漢和大辞典』の編纂にも関与した漢学者で、 『論語と教養』『山中鹿介』『島根儒林伝』等の著 書を公刊している。 |