ギャラリー解説

書画

楳溪山下寅次、行書五絶(近代、AD1877〜1970)

紙本肉筆・・縦28.5cm、横17cm

「楳溪虎」の下に、陽刻「虚心」の落款が押されて

いる。山下楳溪は香川の人で、名は寅次、号を

楳溪・虚心などと称し、東京帝大卒業後、広島高

等師範学校・広島文理大学教授等を歴任し、『史

記編述年代考』『老子年代考』等を公刊した、中

国古代史の研究者で漢詩と書にも優れ、また頼

山陽の墨跡鑑定家としても有名である。


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