ギャラリー解説
書画
暢齋木村發、行書七絶(近代、AD1830〜1901)
紙本肉筆・・縦147cm、横37.5cm
「暢齋」の下に、陰刻「木村發」と陽刻「字子美」
の落款が押されている。木村暢齋は但馬の人
で、名は発、字は子美、号を暢齋と称し、博覧
強記で経史詩文に通じ、東遊して三島中洲に
学び、病気で聴覚を失うも、『聾史詩文鈔』『暢
齋漫録』等を公刊し、森琴石・石橋来雲・小野
湖山・藤沢南岳らと交流した漢学者であるが、
生卒等詳細は不明である。
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