ギャラリー解説

書画

釋伊藤天海、隷書十四字(近代、AD1873〜1950)

紙本肉筆・・縦126cm、横34cm

「巌松山主天海書」の下に、陰刻「天空海潤」と陽

刻「聽松仙史」の落款が押されている。伊藤天海

は秋田の人で、上京して漢学を三島中洲に、書を

日下部鳴鶴に学び、永平寺第64世森田悟由禅

師に随身し、日役町巌松山蔵堅寺の第26世住

職を務めた曹洞宗の僧侶であるが、書家としても

名声が高く、由利本庄市に有る藩校修身館の碑

文の揮毫者でもある。


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