ギャラリー解説

書画

照陽美山要蔵、行書七律(近代、AD1901〜1987)

紙本肉筆・・縦140cm、横65cm

「美山照陽書」の下に、陰刻「美山要蔵」と陽刻「

照陽」の落款が押されている。美山照陽は東京の

人で、名は要蔵、号を照陽と称し、陸軍士官学校

卒業後、騎兵少尉となり、関東軍参謀・参謀本部

編制動員課長・南方軍作戦課長・陸軍省高級副

官等を歴任した、陸軍大佐の軍人で、戦後は第1

復員局文書課長・厚生省援護局長等を務めて旧

軍の後始末を一手に引き受け、遺骨収集・靖国

合祀・千鳥が淵戦没者墓苑創設等の事業に関与

し、晩年は千鳥が淵戦没者墓苑の奉仕会理事長

を務めている。


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