ギャラリー解説

書画

茶山菅晉帥、行草書七絶(江戸時代、AD1748〜1827)

紙本肉筆・・縦122.5cm、横31cm

「晉帥」の下に、陰刻回印の「菅晉帥印」と陰刻「菅氏

禮卿」の落款が押されている。菅茶山は備後の人で、

名は晉帥、字は禮卿、号を茶山と称し、京に出て那波

魯堂に朱子学を学び、中井竹山らと交友を重ね、帰郷

後は家塾黄葉夕陽村舎(後の郷校廉塾)で子弟に教

授する傍ら、福山藩に仕えて大目付に進んだ儒者であ

ると同時に、江戸後期の関西漢詩壇の重鎮的存在で

もある。


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