ギャラリー解説
書画
殿山山根正次、行書七絶(近代、AD1857〜1925) |
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紙本肉筆・・縦149cm、横39.8cm 「正次謹書」の下に、陰刻「湯山根正次」と陽刻「 殿山」の落款が押されている。山根殿山は長門の 人で、名は正次、号を殿山と称し、藩の医学校で 蘭学を学び、東京帝大医学部を卒業後、長崎医 学校で教え、欧州留学から帰国後は、警察医長・ 警視庁検疫委員長等を歴任し、政界に転じて医 療行政に尽力し、日本医科大学初代校長等を務 めた、医学者の政治家である。 |