ギャラリー解説

書画

空翠野邨圓平、行書八律(江戸時代、AD1784〜1865)

紙本肉筆・・縦29.8cm、横50cm

「空翠邨圓平」の下に、陽刻「圓平」の落款が押されている。野邨空翠は加賀の

人で、名は円・円平、通称は八田屋次左衛門、号を空翠・栖霞などと称し、幼よ

り学を好み独学で国書・漢籍を渉猟し、博覧精該にして究理析義に務め、書画

・詩歌・囲棋・謡曲・茶道等にも通じ、造り酒屋を営みながらも世相を批判し、

勤王を説いた儒者である。


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