ギャラリー解説
書画
傳・梨堂三条實美、行書七字(近代、AD1837〜1891) |
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紙本肉筆・・縦116cm、横19.2cm 陰刻「??字?」と陽刻「實美」の印章が朱色で書か れている。本文の行書は、そこそこの良い字である が、朱色の印章がいかがわしい。巻き止めには「三 条實美公書」と有るが、所謂「伝」の品である。三条 梨堂は京都の人で、名は實美、号を梨堂と称し、勤 皇の漢学者池内大学に学び、幕末尊皇攘夷派の中 心的急進派公家で、「七卿落ち」の一人である。維新 後は太政大臣に就任し、正一位・公爵を賜り、国葬 に付された維新元勲の一人である。 |