ギャラリー解説

書画

稻香松平正直、行書十四字(近代、AD1844〜1915)

紙本肉筆・・縦136.5cm、横33.8cm

「男爵松平正直」の下に、陰刻「正直之印」と陽刻「

稻香」の落款が押されている。松平稻香は越前の

人で、名は正直、字は子大、号を稻香・松坪などと

称し、福井藩士の次男で藩の大番頭を務め、維新

後は福井藩少参事となり、次いで内務少丞・内務権

大書記官・初代宮城県知事・内務次官等を歴任し、

東華学校を設立し貴族院議員や枢密顧問官も務め

た、官僚である。


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