ギャラリー解説

書画

抱生奥田晉、行書七絶(幕末維新、AD1825〜1934)

紙本肉筆・・縦129.3cm、横32.7cm

「抱生墅客」の下に、陰陽刻「式斎」と陰刻「抱生」の

落款が押されている。奥田抱生は尾張の人で、名

は晋、通称は一夫、字は式部、号を抱生・百朋斎な

どと称し、尾張藩士奥田大観の子で、藩校明倫館に

学び、次いで愛知英学校に学び、家塾大観塾で漢

詩文を教え、その後上京して古器物の研究を行い、

好古学の先駆者となった文教家である。


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