ギャラリー解説

書画

雲錦加茂季鷹、和歌(江戸時代、AD1754〜1841)

紙本肉筆・・縦132cm、横28.9cm

「八十四翁季鷹」の下に、陰刻「雲錦」の落款が押

されている。「鴨河納涼」と題された和歌である。

加茂雲錦は京の人で、本姓は山本氏、名は季鷹

、号を雲錦・生山などと称した歌人で、京都賀茂

別雷神社の祠官で正四位下安房守の地位に在っ

た人であるが、歌学を有栖川宮職仁親王に学び

、加藤千蔭や村田春海らと親交をむすび、書道・

狂歌にも秀でた歌人にして国学者である。


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