賣劍上村才六、草書五絶（近代、AD1866〜1946）

紙本肉筆・・縦137cm、横33.5cm

「賣劍道人」の下に、陰刻「賣劍道人」と陽刻「別

號馬骨」の落款が押されている。上村売剣は陸奥

の人で、名は才六、号を売剣・馬骨などと称し、初

め業を山崎鯢山に学び、『盛岡日報』を創刊して

新聞人となった後、上京して『小国民』の編輯を務

め、次いで『漢詩春秋』を発刊した、漢詩人にして

ジャーナリストである。