ギャラリー解説

書画

竹香田部井鉚太郎、行書七絶(近代、AD1830〜1901)

絖本肉筆・・縦136.5cm、横50.8cm

「竹香田鉚」の下に、陰刻「田部井鉚印」と陽刻「竹香」

の落款が押されている。田部井竹香は尾張の人で、名

は鉚太郎、号を竹香と称し、南画家牧野敏太郎(186

1生)の南画の師であり、『古今内外弔祭文範』(明治

28)・『明治才媛新体詩』(明治38)・『古今中京画談』

(明治44)・『犬山陶器誌』(大正6)等を公刊した、南画

家にして文筆家であるが、生卒等詳細は不明である。


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