ギャラリー解説

書画

王欽古加藤好直、行草書七絶(幕末維新、AD1830〜1908)

紙本肉筆・・縦136cm、横54cm

「湊川懐古古稀翁欽古録」の下に、陰刻「好直之印」と陽刻

「字曰子道」の落款が押されている。王欽古は京の人で、

本姓は磁田氏、加藤家を継いで加藤氏を名乗り、名は好

直、字は子道、号を欽古・王欽古などと称した南画家で、医

師磁田文右衛門の次男であるが、幼少より絵を好み、四条

派の小田海僊に師事し、諸国を遊歴して画業を磨いた人で

ある。


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