ギャラリー解説
書画
考澗萱野儀章、行書十六字(江戸時代、AD1675〜1761)
紙本肉筆・・縦134.5cm、横23cm
「八十六考澗」の下に、陰刻「考澗」と陽刻「儀章字可鼎」
の落款が押されている。萱野考澗は肥後の人で、名は儀
章、字は可鼎・可貞、号を考澗と称し、荻生徂徠や梁田
蛻巌らと交流し、熊本藩の大阪留守居役を務め、後に私
塾菁莪館を開いて子弟の教育に従事した儒者である。
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