ギャラリー解説

書画

董堂中井敬義、行書十字(江戸時代、AD1758〜1821)

紙本肉筆・・縦105cm、横28.7cm

「董堂」の下に、陽刻「敬義之印」と「魚澄邨叟」の落款

が押されている。中井董堂は大阪の人で、名は敬義、

字は伯直、号を董堂・春星・小笠などと称し、儒者で狂

歌・狂詩も善くしているが、同時に明の董其昌を学んだ

書家でもあり、その軽妙洒脱な書は、江戸の下町に人

気が有った。代々商家の出であれば、腹唐秋人とも称

している。


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