ギャラリー解説

書画

烏石松下辰、行書五字(江戸時代、AD1699〜1779)

紙本肉筆・・縦112cm、横27.5cm

陽刻丸印「辰」と陰刻「一名曇一」の落款が押されて

いる。松下烏石は江戸の人で、名は辰・曇一、字は

君岳・龍仲、号を烏石・金栗・神力などと称し、漢学

を服部南郭に、書を細井広沢に学び、後に歐陽詢

を独学して一家を成した人で、西本願寺の賓師にし

て文人儒者の能書家である。本姓は松下氏である

が「源」を姓とし、書札に在っては好く「桂・葛」を氏と

している。


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