ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陰陽刻自用石印一顆(現代、AD2020、10、13)

縦横・・4×4cm

印面を九等分し陰陽で刻した金文の一顆で、「身共煙消而名

因風生」(身は煙と共に消ゆるも名は風に因りて生ず)である。

本来は、歴史的に功罪相半ばする明の政治家張居正の「身與

煙消名與風興」であるが、「與」を「共と因」に「興」を「生」に改

め、逆説の接続詞「而」を入れてみた。遊び心の一顆である。


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