ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陰陽刻自用石印二顆(現代、AD2020、11、13)

縦横・・2.6×2.6cm

宋の老荘研究家である林希逸の「力學(『宋百家詩存』)」と

言う詩の中に、「静定工夫忙裡試、和平氣象怒中看」と言う

二句が有り、甚だ蘊蓄に富んだ考えさせられる言葉である。

其處で、文字を一寸移動させ、朱白の金文で「静定工夫試忙

裏、和平氣象看怒中(静定の工夫は忙裏に試み、和平の氣

象は怒中に看る)」と刻してみた。


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