ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用石印一顆(現代、AD2020、11、18)

縦横・・2.5×2.5cm

金文で刻した「吐雲取山(雲を吐き山を取る)」である。五十

年以上前に、雲州から東京へ出て来た時の、無謀なる気概

であったが、今や終焉の費用さえ心配せねばならない様な

貧乏老人に成り果ててしまった。若さとは、斯くも大胆且つ

無謀であったのか、と改めて考えさせられている。


[ギャラリー一覧へ戻る]