ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陰陽刻自用石印二顆(現代、AD2020、2、9)

縦横・・6.5×4cm

我が母校に對する感謝のエールとして刻した金文朱白の二

顆で、對聯仕立てにし朱文は右から白文は左から讀むが如

何。右は「噫大東訓讀振條響樹將無絶乎千載(ああ大東訓

讀、條《えだ》を振ひて樹を響《な》らし將《はた》千載に絶ゆ

ること無からん)」、左は「嗟大東漢學琢玉成器亦勿違於昔

談(ああ大東漢學、玉を琢《みが》きて器を成し亦た昔談に

違ふこと勿かれ)」である。五十年以上己を支え續けた矜持

の思いである。

尚、これは半世紀以上關わった母校への退職記念として、

第62回大東文化大學全國書道展に出品したものである。


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