ギャラリー解説
書画
淇園柳澤里恭、草書和文(江戸時代、AD1703〜1758)
紙本肉筆・・縦59cm、横24cm
「柳里恭書」の下に、陰刻「字曰公美」の落款が押され
ている。柳澤淇園は武蔵の人で、名は里恭、字は公美
、号を淇園・玉桂・竹溪などと称し、和漢の学を郡山藩
の儒者谷口大雅に学び、俳諧・書画・仏典・本草・音律
などにも通じ、「人に師たるに足れる芸十六に及ぶ」と
称された、江戸時代を代表する典型的文人であり、郡
山藩に仕えた儒者でもある。
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