ギャラリー解説

書画

東江澤田麟、草書五字(江戸時代、AD1732〜1796)

紙本肉筆・・縦130cm、横28.5cm

「東江源鱗書」の下に、陰刻「源鱗之印」と陽刻「文

龍氏」の落款が押されている。澤田東江は江戸の人

で名は麟、字は文龍、号を東江・源鱗・玉島などと称

し、林鳳岡の門に入って朱子学を修め、筆法を高頤

齋に学び、書を以て名を馳せた儒者である。また彼

は、後年本姓の澤田氏を名乗っているが、一時壮

年時に故有るを以て、平林氏を称し更に修して平氏

と称し、名を鱗、字を景瑞、号を東郊と称している。


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