ギャラリー解説

書画

大湖谷鐵臣、行草書五絶(幕末維新、AD1822〜1898)

紙本肉筆・・縦132cm、横40.5cm

「如意山人」の下に、陰刻回印の「谷鐵臣印」の落款が

押されている。谷大湖は彦根の人で、名は鐵臣、字は

百錬、号を大湖・如意山人などと称して、御典医であっ

た父の後を嗣ぎ医者となるが、幕末の彦根藩の外交

を担い、文久二年の政変を断行して、藩政を勤王派へ

と導いた人で、詩文に長じた儒医である。


[ギャラリー一覧へ戻る]