ギャラリー解説

書画

西磐大槻清禎、行書五絶(江戸時代、AD1818〜1857)

紙本肉筆・・縦63cm、横27.7cm

「西磐」の下に、陰刻「清禎」と陽刻「瑞卿」「西磐」の落

款が押されている。大槻西磐は仙台の人で、名は清

禎、字は瑞卿、号を西磐と称し、江戸の神田小川町に

家塾を開いて講説に従事した儒者である。安政二年に

彼が著した『遠西紀略』には、当時としては珍しい南米

ベネズエラの建国の父、シモン・ボリバルが紹介され

ている。


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