ギャラリー解説
書画
盧山遠山慧、行書七言對(幕末維新、AD1821〜1904)
紙本肉筆・・縦134cm、横33cm
「盧山」の下に、陰刻の「生涯一片青山」の落款が押さ
れている。遠山盧山は京の人で、名は慧、号を盧山と
称し、田辺玄玄の門に学んで行書に長じて一家を成し
た、能書家の儒者である。多数の門弟を擁し、貴族院
議員であった男爵杉渓六橋の書の師であり、また文久
二年(1862)創業の金沢の名料亭、北間楼の板額は
盧山の筆である。
[ギャラリー一覧へ戻る]