ギャラリー解説
書画
黄虎洞手習い、陽刻自用遊印一顆(現代、AD2023、1、10) |
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縦横・・3.2×1.8cm 『韓非子』の解老篇に、「道理に縁り以て事に從ふ者は 能く成らざること無し」と有る。其處で金文で刻した「由理 以從」(理に由り以て從ふ)である。何事も理に基づき行 動しようとは思いつつも、結果は情に由り欲に由る事が 甚だ多い。悲しい事ではあるが、老境に至っても悟る どころか、物欲・情念に塗れてドタバタしている。 |