ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2023、1、29)

縦横・・5.1×3cm

『文選』卷59の王簡棲の「頭陀寺碑文」を讀んでいたら、

如来の高徳が書かれていた。其處で印篆で刻した「澤

周萬物功濟塵劫」(澤は萬物に周く、功は塵劫を濟ふ)

である。有りもしない事とは十分に分かってはいるが、

混沌とした世相のニュースを聞く毎に、この様な如来の

心を持ったリーダーが現れて、衆生を救い萬場に恩澤

を施して欲しいと願わずには居られない。


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