ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2023、1、31)

縦横・・4.3×2.1cm

『文選』卷53の嵆康の「養生論」を讀んでいたら、日本

語の「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」に該當すると思

われる句に出會った。其處で金文で「遺生而後身存」(

生を遺て而る後に身存す)である。老齢に至り大病を經

験すると、否應無く己の思考が養生に向かい出し、明日

は無事に目が覺めるかなあ、等と思いつつ布團に入る

日々である。


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