ギャラリー解説
書画
黄虎洞手習い、陰陽刻自用印一顆(現代、AD2023、2、2) |
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縦横・・4.3×2.1cm やっと次回の勉強會の印稿作りが終わり、ほっとしたら机 上の長石に目が向き忽然と愚かな事がしたくなった。其 處で篆刻のルールも約束事も全て無視して、石の上下に 甲骨文で龍鳳と刻み、中央に算木の乾坤と金文の一擲 を刻した。全くの老人の突發的思い付きの遊びにしか過 ぎないが、眼目は算木で、乾坤は天地・陰陽・男女であり 龍鳳でもあれば、、この一石は、「天龍地鳳乾坤一擲」と でも讀んでおきたい。年を取ると何か譯の分からぬ突發 的な愚行の衝動に駆られる。 |