ギャラリー解説
書画
貞庵浅井政封、行書七絶(江戸時代、AD1770〜1829) |
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紙本肉筆・・縦113cm、横30cm 「貞庵」の下に、陰刻「浅井政封」と「堯甫」の落款が押 されている。浅井貞庵は尾張の人で、名は政(正)封、 字は堯甫、号を貞庵・梅園などと称し、代々医科の家 に生まれ、京で医術を学んで藩医となり、宋学を中村 習齋に、漢唐の文辞を岡田新川に学び、博学多識で 凡百の技芸に通じたとも言われ、『中庸講義』等多くの 書籍を著した儒医である。『公羊伝補解』や『穀梁伝補 解』を著した幕末の儒者浅井節軒は、彼の孫である。 |