ギャラリー解説
書画
黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2023、5、25)
縦横・・3.2×1.7cm
拙宅で熟々『論語』を讀み返していて、常に心に思って
いた本音を小篆で刻した、「不仁乎、思有邪」(仁ならざ
らんや、思に邪有るは)である。倒置法で強調したが、
「仁ならざるか」と疑問に讀むか、「仁ならざらんや」と反
語に讀むかは、人それぞれであるが、己は敢えて反語
に讀む。
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