ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2023、7、2)

縦横・・2.4x2.1cm

『晉書』劉琨傳に有る言葉を、金文で刻した「枕戈待旦

」(戈を枕とし旦を待つ)である。何事も事前の準備が

重要で、災難を未然に防ぐ準備をしろ、と言う事である

。『漢書』霍光傳の「曲突徙薪」(突を曲げ薪を徙す)と

言わんとする所は同じであるが、最近竃生活を經験し

た人が減った(小生の子供時代は、火吹き竹を使って

の竃生活で、自明の理であったが)ので、『晉書』の方

を刻した。


[ギャラリー一覧へ戻る]