ギャラリー解説
書画
黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2023、7、12)
縦横・・2x2cm
『宋書』何尚之傳の一句を古璽文で刻した、「豈假臣啓」
(豈に臣が啓を假らんや)である。この言葉は、前段に
「聖心の鑒みる所」と有り、主語を換えて色々使える便
利な言葉で、例えば、「汝の心の鑒みる所、豈に我が啓
を假らんや」とか、「(師が心の鑒みる所、豈に弟子の啓
を假らんや」等々である。
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