ギャラリー解説

書画

林雲逵、行書七絶(清後期、AD1828〜1911)

紙本肉筆・・縦125cm、横53cm

林雲逵は広東の人で、生まれは清朝中期の

の道光8年(1828)であるが、活躍したのは

清朝末期である。彼は書に堪能な商人で、

文久3年(1863)に長崎に来朝して明治16

年頃まで滞在し、この間学者や文人墨客らと

交流を重ねているが、特に書家の中林梧竹

と親交を持っている。本品は、「小林剛三雅

君之嘱明治十年(光緒三年・1877)春林雲

逵」の下に、陽刻「雲逵」の落款が押されて

いる。


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