ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2023、7、19)

縦横・・5x2.4cm

『北史』周本紀高祖の一句を印篆で刻した、「乘破竹之

勢以窮其窟穴」(破竹の勢に乘じ以て其の窟穴を窮む)

である。「破竹」と言う言葉自體は、既に『晉書』の杜預傳

に「譬ふれば竹を破るが如し」と見えるが、「破竹之勢」

の四字句は、『北史』に初めて見れる言葉である。


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