ギャラリー解説
書画
黄虎洞手習い、陰陽刻自用印一顆(現代、AD2023、7、23) |
|
|
|
縦横・・2.5x2.5cm 『宋史』蘇軾傳と傅堯兪傳の一句を、各々印篆で刻した「 「出一頭地」(一頭地を出だす)と、「不設城府」(城府を設 けず)である。「出一頭地」は、人より優れている例で、日本 でも「頭一つ抜け出ている」と言うが、此は欧陽脩が蘇軾 の事を梅聖兪に語った言葉で、「吾當に此の人の一頭地 を出だすを避くべし」と有る。「不設城府」は、打ち解けた付 き合いをする例で、「人を遇するに城府を設けず、人自ら 欺くに忍びず」と有る。 |