ギャラリー解説
書画
黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2023、7、24) |
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縦横・・2.5x2.5cm 『元史』王都中傳の一句を、金文で刻した「中肯(肎)綮 」(肯綮に中る)である。物事の要所を突いたり要點に當 ることである。「肯綮」の二字は、既に『莊子』の養生主に 「技は肯綮を經ること未だ嘗てせず」と見えているが、「 肯綮に中る」の三字は、『元史』が初出の様である。尚、 「綮」の字は、『説文』に小篆が有るだけであるが、形聲 文字であるので、不本意ながら作字した。 |