ギャラリー解説
書画
黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2023、8、1) |
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縦横・・1.9x1.9cm 子供時代に椎蔆以上に良く食べていたのが「すいば」 で、戰國三晉篆文で刻した「食酸葉」(酸葉《すいば》を 食す)である。小學校から歸ると、粗鹽を紙に包んで遊 びに出た。遊びながら酸葉を見つけると、洗いもせず毟 り取り、鹽を付けて食べていた。特段健康を害する事 も無かった。兎に角腹が満たせれば、其れで良かった。 豪農の家にお使いに行くと、其處のお婆さんが紙に包 んだ白糖をお駄賃に下さり、弟と二人で白糖は甘いな あ、と言いながら嘗め合った。甘味料と言えば人工の アマミンやサッカリンが主流の時代である。口に入るも のなら、手當たり次第食べていた記憶が有る。 |