ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2023、9、6)

縦横・・6x6cm

入院前に何か大きめの石を刻したいと思い、あれこれ

考えていたが、心に殘る言葉は諸々有るが、矢張り一

番己が心に宿るのは「恕」である。今まで字體を變へて

五六個刻して來たが、今回は、古璽文で『論語』の一節

を六センチ角に各文字の大きさをそれぞれ變へ、朱文

で刻した、「一以貫其恕乎(一以て貫くは其れ恕か)」で

ある。意識的に「恕」を一番大きくしてみた。


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