ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2023、9、7)

縦横・・6x6cm

入院や手術が近づくと、考えた所でどうなるものでも無

いと分かってはいても、無意識に己の壽命を考えてしま

う。『詩經』小雅鹿鳴天保の一句を、六センチ角に金文

で刻した「南山壽(南山の壽)」である。終南山が永遠不

滅の如く、壽命も斯く有らん事を願った言葉である。


[ギャラリー一覧へ戻る]