ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陽刻扁額風自用印一顆(現代、AD2023、9、28)

縦横・・2x5.1cm

甲骨文で扁額風に刻した、「白眉兀立」(白眉は兀立す)である

。衆に秀でた人と言うものは、特段何かを言わなくても、自ずか

ら聳え立つものであり、あれこれ理屈や知識を並べ立てる人ほ

ど、實は其れ程優れてはいない、と言う事が往々にして見られ

る。では小生の如き特に秀でたものが無い輩はどうするか、其

れは「徘徊軒先」(軒先を徘徊す)が關の山であろう。其の結果、

徘徊老人として迷惑がられるのである。


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