ギャラリー解説

書画

素軒野村素介、行書五絶(近代、AD1842〜1927)

紙本肉筆・・縦137.4cm、横33.3cm

「素軒叟」の下に、陰刻の「埜素之印」と陽刻の「

素軒逸叟」の落款が押されている。野村素軒は周

防の人で、名は素介、字は絢夫、号を素軒と称し

て萩の明倫館で学び、江戸に出て塩谷宕陰に宋

学を、小島成齋に書を学んだ勤王の志士で、維

新の国事に奔走して男爵を授けられ、貴族院議

員となった文人で、明治の三筆(杉聴雨・長三洲)

の一人である。


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