ギャラリー解説
書画
黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2023、11、1) |
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縦横・・5x2cm 清朝初期の考証學者閻若璩の言葉であった様に思う、『 尚書古文疏証』等を著したお堅い考証學者にしては、随 分粋な事を言うなあと思った記憶があるが、では典據は と問われれば、『潜邱剳記』であったか或いは他の書で あったか、必ずしも定かではなく、とんと思い出せない。 印篆で刻した「酒泛杯中玉香浮紙上烟」(酒は泛かぶ杯 中の玉、香は浮かぶ紙上の烟)である。酒香と墨香を味 わう文人生活の一班であろう。嘗ては書香・酒香・墨香 の全てを味わったが、其れでも筆を持つのが好きにな れないのは、如何ともし難い。 |