ギャラリー解説
書画
黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2023、11、15) |
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縦横・・7.3x2.5cm 物事は何事も己の心の持ち様如何に因って決まる。『管 子』心術下には、「心の中に又心有り、・・・凡そ心の形、 過知ならば生を失ふ」と有る。其處で戰國秦篆文で刻した 「心中有心」(心中に心有り)である。在職中は良きにつけ 悪しきにつけ、常に何かに追われている感じで、心の安ま る時は無かった。退職後こそ心安まる生活をと思ってい たが、親族や知友との永久の別れや己自身の病魔に苛 まれて、矢張り安らぐ時が無い。我が心中の心は、常に 何かざわついている。 |