ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陰陽刻自用印一顆(現代、AD2023、11、17)

縦横・・2.5x2.5cm

長年中國古典を讀んでいても、分からない事は多々あるが

、其の中でも特に分からないのが「道」である。「道」とは一體

何であろうか、亦た今回の入院手術で新たなものが發見さ

れた、我が身體は一體どうなるのか、現状では五里霧中の

状況である。年齢を重ねても健康である事が一番と、改めて

身に沁みた。己の今まで歩んだ「道」は何だったろうか、これ

から歩む「道」はどうなるのか、諸々思慮が求められた一日

であった。其處で金文・古璽文・印篆の朱白三聯で刻した「

吾道」「子道」「人道」(吾が道、子《なんじ》が道、人の道)で

ある。己が道とは何であろうか、たかが「道」されど「道」であ

る。


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