ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2023、11、24)

縦横・・2x2cm

『論語』の顔淵篇に有る言葉で、甲骨文で刻した「無宿諾

」(諾を宿《とど》むること無し)である。一度承諾したり約束

した事は、決して先送りしたりしないで、直ぐに實行すると

言う事である。斯く有る可しと心に決め、行動して來たつ

もりではあったが、時としてうっかり諾を宿める事が有り、

關係者に御迷惑を掛ける事もあった。慚愧、慚愧で反省

を要する。


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