ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陰陽刻自用遊印一顆(現代、AD2023、12、6)

縦横・・3.4x1.7cm

机の奥から變形石が出て來た。其れをみて何も考えずに、愚

かにも即興的に朱白の金文で刻した遊印の「半月」であるが、

笑う可し、半月では無く三日月であれば、「眉月」とか「新月」

とかす可き所をうっかり「半月」と刻するなど、粗忽にも程が有

ると言うものである。しかし、「眉月」よりも「半月」に近い形態で

あれば、半月前の下弦の月と言う事で、まあこれでも良いか、

と勝手に思っている。笑止、笑止の遊び心である。


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