ギャラリー解説
書画
黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2023、12、15) |
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縦横・・8.2x2.5cm 『論語』述而篇の一句を、印篆で刻した「從吾所好」(吾が 好む所に從はん)である。富貴など求め様も無ければ、求 める氣などさらさら無い。そうであるならば、殘りの僅かな 人生、孔子の言の如く「吾が好む所に從はん」である。今 更何をか求めん、己が心の欲するままに、孑立歩歩して 行こうではないか。例え其の先に何が待っていようとも、 特段の後悔は無い、此岸彼岸は人生の裏表であろう。 |